基本的に、鹿児島出身鹿児島在住の獣医師 浜崎菜央と鹿児島出身大阪在住の聴導犬ユーザー 安藤美紀で行っています。
鹿児島と大阪で離れて暮らしているため、最低でも年に1回は鹿児島で、浜崎と安藤ともにイベントや講演会を行うように計画を立てています。
それ以外の期間は、鹿児島での普及活動として、浜崎がいろんな場所で講演や講習会などを開催しております。
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共同講演
共同イベント
従業員向け講習会
私たちの講演は、決して『堅苦しくありません』
どうしても講演ってなると、
ホールを借りて、
難しい話をして、
なんだか行くのが億劫だなぁ
って思われがち。
笑いあり、涙あり?
天文館にある飲食店『櫻壽(おうじゅ)』にて講演会を行いました。
講演会の場所を、あえて『飲食店』を選んだ理由は、
飲食店の受け入れ拒否が多いため、
飲食店での聴導犬の様子を再現しやすいように。
参加された方が体感しやすいように。
お店の人もイメージしやすいように。
聞こえないことってどんなことか?からはじまり、
聴導犬が一緒にいるとどんなことが助かるのか?
そして、私たちにできることってどんなことがあるか?
について講演させていただきました。
ドルフィンポート内にあるドルフィンホールにて講演会を行いました。
対象者別に講演内容を変えて行いました。
『聴覚障がい者向け』
・聴導犬がいることで生活がどう変わるか?
・もし受け入れるとしたら、どういう流れなのか?など
『一般の方向け』
・聞こえないってどういうことか?
・聴覚障がい者がどんなことで困っているのか?
・聴導犬がどんな仕事をしているのか?
・一般のみなさんができることはどんなことがあるのか?など
『飲食店・店舗向け』
・聴導犬の役割や仕事内容を知っていただき、
・受け入れる不安要素を一緒に解消したり、他のお客様への対応策をケースごとに解説など
伝えたい部分を伝えつつ、
退屈しないように
変化を作りながら話していきます。
補助犬は、ユーザーにとって体の一部。
補助犬導入は、ユーザーが自立するための一歩。
そう頭で思っていても、
サービス業であるからこそ、
他のお客様への対応が気になってしまう。
サービス業だからこそ、いろいろ考えるもの。
まずは知ってもらうことから・・・
この講習の中で、無理に『受け入れ』を押し付けることはしません。
ただ、補助犬について知ってもらう。
そこからそれぞれの人に考えてもらいたいのです。
ある程度の知識を得た状態で、
本当に受け入れが難しいのか?
改善する余地はないのか?
それを考えていただけたらいいなと思っています。
実際参加された方たちにアンケートにお答えいただいているのですが、
『参加してよかった』
『もっと知りたいと思った』
というお言葉を多くいただきます。
知ってもらった上で、『受け入れてみようかな』という気持ちが参加者の方から湧くことが
一番の喜びです。